山繭の羽織と止まる船
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どんな伝承か
山繭の幼虫はクヌギやクリの葉を食べて育ち、やがて繭をつくる。この山繭の糸で織った織物は光沢があり上品で、貴重な品であった。昔、この山繭の糸で作った羽織を着て旅に出た者が、海を渡ろうとしたところ、途中で船が動かなくなってしまったという。船頭たちは、山繭の羽織を着ている者がいるためだと騒ぎ立て、貴重な羽織を海へ投げ入れさせた。すると船はふたたび進むことができたという。これは水神である龍王が珍しい宝物を欲しがるという思想の一つが、この地にも伝わったものだと考えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史・自治体史(民俗))
群馬県『伊勢崎市史 民俗編』所収の俗信と伝説。
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伊勢崎市の伝承
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