夢で見た顔の娘が従姉妹として来訪
どんな伝承か
昭和二十九年の三、四月ごろ、東京都国立に住む良知野春夫が明け方に見た夢の話である。紫のドレスをまとった二十歳前後の美しい娘が、椅子に腰かけている姿だった。その日、会社に出ていると、夢とそっくり同じ顔立ちの娘の来訪を受けた。名を聞いて初めて、十歳のころ一度会ったきりの従姉妹だと知れた。相手は十九歳になっており、当時の面影とはまるで違う娘姿で、想像のつくものではなかったという。彼女は三十里ほど離れた三島市に住んでおり、東京に憧れて家を出てきたのだった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
世界心霊科学大系 3(仁宮武夫・心霊科学大系・昭和)