トップ > 埼玉県の伝承 > 狭山市

節分に涸れる不老川と土橋の下の一夜

所在地埼玉県狭山市大字北入曽(不老川)
年代不明(伝承)
登場不明(北入曽の伝承)
出典狭山市史 民俗編

どんな伝承か

北入曽を流れる不老川には、ふだんは絶えず水があるのに、節分が近づくと不思議に流れが止まって涸れてしまうという言い伝えがある。そこから生まれたのが、節分の晩を川に架かる土橋の下で明かせば、その人は年を取らずにすむという俗信である。川が年越しの時期にだけ水を失うことと、人が齢を重ねないこととが結びつけられた、水にまつわる伝説のひとつである。

原典より

常日ごろは水が流れているが、不思議と節分のころになると水がなくなってしまう。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当))

『狭山市史 民俗編』は、狭山市の市史のうち民俗を扱う巻で、ここにはその「五 伝説・昔話・世間話」の部分が収められている。堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で古老の座談会と個別の聞き取りによって集めた話を、話者の地区・名・生年を添えて載せ、不老川や堀兼の井、影隠地蔵、キツネ、豪商綿貫家の話などを含む。伝説は水・動物・植物・地名・人物・塚・神仏・地蔵・妖怪変化など十項に分け、話ごとに[解説]を付す。

種別から探す

不老川節分水涸れ俗信

狭山市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『狭山市史 民俗編』の伝承