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熱田の井戸のぞきと幼児の虫封じ

所在地愛知県海部郡大治町
年代伝承
登場幼児の親
出典大治町民俗誌 下――霊と神・怪異・俗信

どんな伝承か

幼い子の虫封じには、塩釜神社の祈祷札を受けてきてお守りにする。また毎年六月一日に熱田の高倉神社で行われる井戸のぞきはよく知られ、幼児のはしかや百日咳、虫封じに効き目があるといわれてきた。大治町では長牧・西条・砂子の三つの大字で、こうした祈願の言い伝えが確かめられている。子の病や育ちを願う、個人の祈願の一つである。

原典より

六月一日にある熱田の高倉神社の井戸のぞきは有名で幼児のはしか、百日咳や虫封じに効験があるといわれている(長牧、西条、砂子)。—— 大治町民俗誌 下――霊と神・怪異・俗信(大治町(編)・大治町民俗誌) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

大治町民俗誌 下――霊と神・怪異・俗信(大治町(編)・大治町民俗誌)

『大治町民俗誌 下――霊と神・怪異・俗信』は、名古屋に接する尾張の大治町の民俗誌の下巻から、信仰にかかわる節を収めたものである。辻の地蔵や秋葉・津島の小祠、荒神・井戸神などムラとイエの神、天王祭り・虫送り・雨乞いなどの祈願、キツネツキ・タヌキ・天狗の神隠し・火の玉・ナンドババアの怪異を、大字ごとの聞き書きで記す。第五節から第九節までで、予兆・禁忌・まじない・民間療法を挙げる俗信の節と、高度経済成長後の信仰の変化を述べる節で終わる。

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