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毛長神社の御神体

所在地埼玉県草加市新里町(毛長神社)
登場里人
出典草加市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

新里町の毛長神社では、御神体は髪の毛だと伝えられている。明治中期の『地誌材料稿』によれば、昔、毛長沼のほとりに万石長者が住んでいたが、ある日にわかに黒雲が湧いて天地が鳴り響き、真っ暗になったなかで吹き起こった風が長者の家も家族も巻き上げ、沼の底に沈めてしまった。残ったのは大神宮のお札ひとつで、村人はそれを長者の屋敷の稲荷社に合わせて祀った。のちに社の前の沼の岸に数尺もある髪が漂い、どうしても流れ去らないので、長者の娘のものだろうと拾い上げて箱に納め、これも合祀したのが社名の起こりという。

原典より

新里町の毛長神社の御神体は髪の毛であるという。—— 草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史)

『草加市史 民俗編――伝説』は、草加市史民俗編のうち「二 伝説」の章である。地名起源・塚・神々・地蔵・薬師・観音・その他の神仏・旅の僧・動物と妖怪の九節で、柿木や青柳の地名の由来、毛長神社の御神体、疣地蔵や火あぶり地蔵、雨乞いの龍、むじな大尽などを、『新編武蔵風土記稿』や縁起碑、土地の伝えによって記す。第十節「世間話」は狐・むじな・狸・雷獣の聞き書きを集め、話ごとに町名と話者の頭文字・生年を添える。

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伝説御神体髪の毛長者

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