一九九二年初夏のことです
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どんな伝承か
一九九二年初夏、松谷民話研究室の若い女性スタッフが結婚して宮崎に嫁いでいたため、民話研究者の松谷みよ子と回答者・納所とい子が彼女を訪ね、三人で宮崎の海岸を見物して歩いた。海岸で松谷が彼女の写真を撮ったところ、現像した一枚だけ、まったく別の女性がいすに腰掛けて写り、実際にはないはずの手提げの紙袋まで写り込んでいた。使ったカメラは二重露光が起こらないはずの最新の自動巻き上げ式で、写真店に相談してもネガの連続性から原因は分からなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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宮崎市の伝承
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