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「谷」の伝承(35話)
- 九十九谷(その一) — 埼玉県飯能市(有馬谷)
- 九十九谷(その二) — 埼玉県秩父市上田野(安谷川)
- 九十九谷(その四) — 埼玉県秩父郡小鹿野町小豆沢
- 大谷地から呼ぶ声 — 岩手県遠野市(境木峠)
- 昔、六十になると谷から落として死なせたという姥捨の言い伝えの… — 愛知県北設楽郡設楽町神田
- 六十を過ぎると谷に落としたといい — 鳥取県西伯郡伯耆町
- 継母が子を負って歩き眠ると落とすといい — 大分県大分市八幡(柞原八幡宮)
- 小山田の室が従者に葛籠を負わせ裏山伝いに逃れたが — 山梨県大月市賑岡町浅利(乳児落)
- 姥ヶ谷に山姥が住んで冬の暖かい日に子を育て — 千葉県いすみ市弥正(姥ヶ谷)
- 小田部氏の妾夜叉御前が本妻の嫉妬で殺されこの谷に埋められた — 福岡県福岡市早良区脇山(夜叉御前谷)
- 義朝の変を聞いて帰った金王丸が老婆に真否を問うと義朝の死を告げた — 愛知県知多郡南知多町内海(婆石)
- 伐ると翌日切口が元通り継がる大楠を — 福岡県鞍手郡鞍手町新延(乳母斬谷)
- 昔浜辺だった頃 — 愛知県春日井市白山町(円福寺)
- 三方が絶壁で談笑が幾所にも響く谷 — 山梨県大月市賑岡町浅利(呼ばわり谷)
- 眼病の盲人が有馬温泉に赴きこの渓に迷い込んで労死し — 兵庫県西宮市山口町船坂(座頭谷)
- 谷蔵という名の樵が鬼の面をつけて旅人の行く手を阻み — 滋賀県長浜市木之本町石道(五鬼谷)
- 山賊が煙を竹の煙突で雲中へ送って隠れ住んだが鯖江の長者に発見… — 福井県今立郡池田町積谷(がんどう谷)
- 川上の谷に籠った山賊が山伏を斬り殺して金品を奪い — 福岡県糟屋郡篠栗町(山伏谷)
- 某氏が落ちてこの地に来て金鞍を埋め — 兵庫県赤穂市塩屋(帆坂池)
- 吉備津縁起によれば宮内から射た矢がこの谷の岩に当たり — 岡山県総社市奥坂岩屋
- 女谷という渓谷から一婦人が出て — 石川県白山市女原(女谷)
- 伏見城の頃に茶屋の美人於亀がいてこの名が起こったとも — 京都府京都市伏見区
- ここの女が寿命貝という法螺貝の肉を食って六百年の寿命を保った… — 福岡県北九州市若松区(寿命谷)
- 木曽義仲と妹尾太郎がこの地で戦い — 岡山県岡山市北区首部
- 山林中の石窟に駒の足跡が三つある — 和歌山県日高郡日高川町寒川沖野
- 上鴨川村の御所ヶ谷は平家谷とも呼ばれ — 兵庫県加東市上鴨川(御所ヶ谷)
- 四面を山に囲まれた人家まばらな所で — 大分県玖珠郡九重町野上
- 平家の一族が都落ちの時 — 大分県臼杵市
- 平家の落人の一族がアルプス山中に逃れ後に里に下って住んだといい — 長野県安曇野市小田井(平家谷)
- 谷川に食器が流れて来たので川上に住む平家の落武者維盛を発見した — 福井県福井市東天田(石鉢)
- 札所の堂守新蔵が参詣人を殺して金を盗んでいたのが露見し石ころ… — 京都府亀岡市東別院町東掛(生首谷)
- 昔この谷に仏に奉るしきびが一面に生えていたので仏谷と名づけた… — 大阪府高槻市二料(仏谷)
- 城山に拠った丹波目代内藤国貞が明智光秀に攻め落とされここで切… — 京都府南丹市八木町室河原(生首谷)
- 谷の数が九十九あるという九十九谷 — 岡山県美作市上相(九十九谷)
- 子が泣いて母が仁王にくれるというと — 埼玉県比企郡ときがわ町西平緩野(慈光寺)