空中を逆提にされた人間
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どんな伝承か
文化年間のことらしい。讃岐の高松侯松平頼聰がまだ幼かったころ、ある日、侍臣数名とともに凧を揚げていた。すると空中七、八十間ほどの高さを、一人の人間が大の字の形に逆さまになり、叫喚しながら猛烈な速さで頭上を通り過ぎていくのを、一同で目撃した。その人間は着衣がまくれて顔を覆っていたが、足の色が白かった様子から、女らしく見えたという。
原典より
文化年間のことらしい、讃岐の高松侯松平頼聰の幼年のとき或る日侍臣數名で紙鳶を揚げて居るとき、空中七八十間の所を、人間が大の字型に逆まになって叫喚し乍ら急速力で頭上を通り過ぎたのを一同で見た。—— 幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談・大正〜昭和(戦前)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
幽冥界研究資料 第二巻 靈怪談淵(岡田蒼溟・幽冥界研究・怪談・大正〜昭和(戦前))
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