大男の足跡から湧いた大芦の清水の池
どんな伝承か
ある時、大男が足を広げて小便をした。片方の足は下奥富の大芦に、もう片方は川越市の小ヶ谷にあり、両地は六キロほど離れていて、その真ん中が池辺である。大芦は砂利層で地盤が固いため、大男の足跡は浅く小さくしか残らなかったが、それでも底からは清水がこんこんと湧き出して清水の池になったという。大芦の名は大足に通じるものと考えられている。
原典より
ある時、大男が足を開いてションペンをたれた。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当))
『狭山市史 民俗編』は、狭山市の市史のうち民俗を扱う巻で、ここにはその「五 伝説・昔話・世間話」の部分が収められている。堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で古老の座談会と個別の聞き取りによって集めた話を、話者の地区・名・生年を添えて載せ、不老川や堀兼の井、影隠地蔵、キツネ、豪商綿貫家の話などを含む。伝説は水・動物・植物・地名・人物・塚・神仏・地蔵・妖怪変化など十項に分け、話ごとに[解説]を付す。