鍛冶塚の入定伝説
どんな伝承か
太閤の征韓に従い朝鮮で数年苦戦し、五十余歳で無事帰郷した鍛冶屋孫兵衛が、生きながら土中に自ら埋まった(入定)。土中から鉦や鈴が七日〜二十一日間聞こえ、節を抜いた竹で世間と通じたという、生入定の伝説。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史)
『伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説』は、伊勢崎市が編んだ市史民俗編のうち、俗信と伝説・昔話の節の抜粋である。オサキや水死体を知らせる鶏などの俗信と、赤城と日光の神戦、赤堀道玄の娘の入水、『神道集』の宮子の龍宮、義経や鎌倉権五郎にまつわる伝説を、『伊勢崎風土記』などの記録や土地の語りを引いて記す。伝説を赤城山・『神道集』・義経・権五郎・寺社・入定・城などの七類に分けて述べ、十二支由来などの昔話を続ける。