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生まれてくる子供の性別の予知

所在地長野県南佐久郡佐久穂町
年代伝承(明治〜昭和)
登場妊婦
出典佐久町誌 民俗編――俗信

どんな伝承か

生まれてくる子の性別を予知する俗信。大日向・余地・上区・曽原・高野町・花岡・四ツ谷では、妊婦の顔がきつくなる、やつれる、眼つきが鋭くなると男、そうでなければ女と読んだ。腹の形では、とがっている、前に突き出ていると男、丸い、前に出ずに尻が出る、横広ではばったいときは女とする。胎児の動きが烈しいときは男、前に生まれた子の内股のくびれが奇数なら男、偶数なら女とし、出産予定日より遅れると男、早ければ女と予想した。平林だけは、分娩の月に初めて訪ねて来た人の性が生まれる子の性になるといい、前の子の首ねっこの毛がまとまっていれば男、分かれていれば女とした。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌)

『佐久町誌 民俗編――俗信』は、十石峠から横岳に及ぶ佐久町の町誌のうち、町内の俗信を扱った民俗編の一部である。大日向・余地・高野町・上区・花岡など各地区で採集した天候や作柄、火事や死の予兆、夢と縁起、易者や戸隠神社の御籤による占い、厄病よけや雷よけのまじない、死や産にかかわる忌み、ものもらいの民間療法などを記す。予知(予兆)・占いと呪い・物忌み・民間療法の節に分け、項目ごとに地区の言い伝えを地区名とともに並べる。

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