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主君を裏切った家老と岩井城跡

所在地茨城県北相馬郡利根町大字立木(岩井城跡)
年代明応(一四九二〜一五〇〇)
登場相之谷弥三郎、岩井大膳、千葉孝胤、主君を裏切った家老、岩井大膳の内通相手
出典利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説

どんな伝承か

明応のころ、立木には相之谷弥三郎という人が殿様として治めていたという。ところがその家老の岩井大膳が千葉孝胤とひそかに通じて主君を裏切り、相之谷弥三郎を滅ぼしてしまった。円明寺の裏手にある岩井城跡は、この千葉家への手柄によって文間地区の代官に取り立てられた岩井氏が、居城としたところだと伝えられている。

原典より

その家老に岩井大膳という者がいて、千葉孝胤と内通し、返り忠によって、相之谷弥三郎を滅ぼしてしまった。—— 利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史)

『利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説』は、利根町が編んだ町史の一巻で、第一章を「民話と伝説」にあてる。町内を歩いて聞き集めた話と『北相馬郡志』などから引いた話を収め、大平権現や布川の地蔵の由来、バッソンの笑い話、大蛇・河童・むじなやキツネに化かされた話、押付新田の鶴殺し事件などを載せる。伝説と昔話に分けず文・布川・文間・東文間の地区ごとに節を立て、各話の題に伝承地を添え、話者名や方言の語釈を注記する。

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