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徳満寺後ろの岡に残る布川城址

所在地茨城県北相馬郡利根町大字布川(布川城址)
年代伝承
登場豊島紀伊守、栗林義長、常陸足高の家臣・府川に押し寄せた
出典相馬伝説集

どんな伝承か

布川城の跡は今は寺の境内となっており、西側に空堀があり、右手には搦手にあたる所が今も残っている。下総旧事考には、城跡は布川村徳満寺の後ろの岡にあって城の址が依然として残り、豊島氏が築いたと伝え、豊島氏ははじめ常陸の小田氏に属し、のちに多賀谷氏に従ったと記す。常総軍記は豊島紀伊守を府川七千石の主と記し、天正十三年に常陸足高の家臣栗林義長が府川へ押し寄せたとき、豊島は羽根野まで出て迎え撃ったことを載せている。豊島は岡見氏の幕下であった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))

『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。

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