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狐のお産の礼がミミズと葉に

所在地栃木県下都賀郡壬生町大字安塚
年代不明(伝承)
登場産婆に頼まれた人
出典壬生町史 民俗編――伝説

どんな伝承か

むかし、狐が子を産むというので、産婆に頼まれて行った人があった。お産が済んで帰ろうとすると、礼だと言ってうどんと金をくれた。ところが次の朝、もらったものを見ると、うどんは蚯蚓で、金は欅の葉っぱだったという話である。町内にはかつて狐が多く棲み、七ツ石や上田の地区では、狐が子を産んだときにその穴へ赤飯の握り飯を運んでやったとも伝えられている。

原典より

次ぐ日の朝、もらったものを見たらウドンはミミズ(蚯蚓)でお金はけやき (欅)の葉っぱだったという話だ。—— 壬生町史 民俗編――伝説(壬生町(編)・壬生町史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

壬生町史 民俗編――伝説(壬生町(編)・壬生町史)

『壬生町史 民俗編――伝説』は、壬生町史民俗編のうち昔話と伝説の章を収めたものである。町史編さんの調査で町内の古老から集めた昔話を方言を生かして再話し、話者名を添えて動物昔話・完形昔話・笑い話・世間話に分けて並べる。伝説は吉次の墓・親抱きの松・大御堂などを動植物・歴史上の人物・塚と渕・神仏・地名に分け、地元の伝承に『郷土誌』『壬生領史略』などの文献からの引用を交えて載せ、一部の話に解説を付す。

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キツネお産ミミズ赤飯

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