トップ > 茨城県の伝承 > 鹿嶋市

大鯰を押さえる鹿島神宮の要石

所在地茨城県鹿嶋市大字宮中(鹿島神宮)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典妖怪の民俗学――日本の見えない空間

どんな伝承か

茨城県の鹿島神宮には要石があり、これも七不思議の一つに数えられている。その石の下では大鯰の頭と尾を押さえ込んでいるという伝説がよく知られ、「揺ぐとも、よもや抜けじの要石」という呪文も伝わる。要石が抜ければ大地がひっくり返って大地震になるとされ、大地を支えるという信仰にもとづく神話の断片だと著者は述べる。麻布七不思議の要石を説明するなかで、神霊の降りる石の例として挙げられている。

原典より

その下には大鯰の尾と頭を押え込んでいるという伝説が知られている。—— 妖怪の民俗学――日本の見えない空間(宮田登・宮田登・民俗学・1985年(昭和60年)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪の民俗学――日本の見えない空間(宮田登・宮田登・民俗学・1985年(昭和60年))

『妖怪の民俗学――日本の見えない空間』は、宮田登が一九八五年(昭和六十年)に著した、妖怪の現れる場所を論じた民俗学の書である。柳田国男と井上円了の妖怪論、幽霊と妖怪の違い、口裂け女と産女、皿屋敷、化物屋敷と下女、辻・橋・境の怪異、怪光と怪音、七不思議、通り悪魔と髪切りを、古文献や新聞記事、各地の伝承から読み解く。四章から成り、都市の空間に妖怪が現れる仕組みを軸に据える。

種別から探す

要石大鯰地震七不思議

鹿嶋市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『妖怪の民俗学――日本の見えない空間』の伝承