トップ熊本県の伝承山鹿市

来民町の呼びかける怪木

所在地熊本県山鹿市
年代明治期
登場物好きな男、神社の下男
出典妖怪の民俗学――日本の見えない空間
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

怪木が夜になると「オーイオーイ」と呼びかけ妖怪と恐れられたが、正体は木の根元より四五尺高い洞穴に隠れた物好きな男。通行人ごとに呼びかけ驚かしていた。ある夜洞穴で眠り込み、朝、木から上がる煙草の煙を見た下男が水を注ぎ込み、飛び出したところで正体が発覚した。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪の民俗学――日本の見えない空間(宮田登・宮田登・民俗学・昭和(現代民俗学))

民俗学者・宮田登が、妖怪を『日本の見えない空間』の問題として論じた現代民俗学の名著。Ⅰ妖怪のとらえ方では、柳田国男『妖怪談義』の妖怪論(妖怪は出る場所が決まり、零落した神)と、幽霊(都市の人間関係から相手を追って出る)との区別、昭和五十四年に流行した口裂け女(受験社会で母に叱られる子供の心意の投影、『喰わず女房』の鬼女の再来)と産女、島根県松江の雲州皿屋敷のお菊、明治の井上円了の妖怪学と真怪・仮怪の分類を扱う。

種別から探す

怪音怪木洞穴妖怪

山鹿市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『妖怪の民俗学――日本の見えない空間』の伝承