古城跡でにぎわう布川の琴平相撲
どんな伝承か
利根町布川では毎年八月九日と十日の二日間、琴平相撲と呼ばれる花相撲が催される。古い城の跡で、三方を山に囲まれた低地に土俵を設けるので見物に都合がよく、遠近から見物人が引きも切らない。ある人の川柳に「べったりと人のなる木や花相撲」と詠まれたほどのにぎわいだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))
『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。