上戸田氷川神社の力石
どんな伝承か
上戸田の氷川神社には、数字と人の名が刻まれた大きな石がいくつも残っている。江戸時代、腕っぷしに自信のある者たちが集まって、重い石を持ち上げて力比べをする遊びが行われていた。石の数字はその重さを貫目で示したもので、名前は実際に持ち上げた人のものだという。なかには五十貫ほどの石を差し上げた力自慢もいたらしい。
原典より
江戸時代、力自慢の人たちが集まり、石を持ち上げて力を競いあう遊びがあった。—— 戸田市史 民俗編 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
戸田市史 民俗編
『戸田市史 民俗編』は、戸田市の市史民俗編から、第三節「伝説」だけを収めたものである。美女木・新曽・上戸田・下戸田・下笹目・惣右衛門の話者が語った、源頼朝の奥州征伐にまつわる美女木の地名のいわれ、下笹目の聖釜のヌシとカッパ、荒川に身を投げた女の地名、美女木八幡の鐘、弘法大師の石芋や弘法清水などを収める。説明伝説・歴史伝説・信仰伝説を広くとり、村・ホラ、石・岩、水、塚、祠堂、その他の六つに分け、各話の終わりに話者の地区を記す。