西海に流れ着いた化鳥を埋めた塚
どんな伝承か
芦屋には鵺塚と呼ばれる塚がある。兎原郡の芦屋川と住吉川のあいだにあると記される。伝えによれば、近衛院の御代の仁平三年、源三位頼政の矢に射落とされた化鳥を靫に入れて西海へ流したところ、この浦に流れ寄ってしばらく留まった。浦の人々がこれを取り上げて埋め、鵺塚としたのが始まりで、そのかたわらで祀りが営まれてきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第8巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第8巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全133話(滋賀・京都・兵庫=近畿)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。