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杉浦家御宮の家康御腰掛石

所在地埼玉県北葛飾郡松伏町大字大川戸(腰掛石)
年代慶長五年(一六〇〇)
登場徳川家康、杉浦五郎右衛門定政、上杉景勝、会津城主(征伐の対象)
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 上

どんな伝承か

松伏町大川戸の杉浦家は、『新編武蔵風土記稿』に三代前から医を業としたと記される旧家で、祖の杉浦五郎右衛門定政は徳川家康に仕えた。その宅地内には御宮があり、その前にある丸い石を御腰掛石と呼ぶ。伝えによれば慶長五年、家康が会津城主上杉景勝の征伐に赴いた帰途、陣屋の坪割をした際にこの石へ腰を掛けたことから、この名が付いたという。

原典より

大川戸の杉浦氏は旧家(『新記』に三代前より医を業としたとある)で、その祖、杉浦五郎右衛門定政は徳川家康に仕えた。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 上(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成――分類と解説 上』は、韮塚一三郎が埼玉県内の伝説を類型ごとに集めて編んだ伝説集の上巻である。片目の魚、化かす狐や狸、松・杉などの樹木、石や岩、ダイダラ坊と山、清水・渕・池・井戸にまつわる県内各地の伝説を、郷土誌や地誌、『埼玉史談』などの文献と、地元の資料提供者や話者の報告から採って収める。各話に所在地と出典を添え、話型ごとに〈解説〉を置いて全国の類例と信仰の背景を論じ、[参考]文献を挙げる。

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