与那国のコバ食用
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どんな伝承か
蒲葵(コバ)を食料とする風習があったことを、著者は与那国島の例から考えた。与那国の人の話によれば、今もその島では雌コバの若芽を食べ、コバの実も鳥ばかりでなく人が茹でて食べるという。イリキャアマリの大神から八重山人が賜った糧の中にはこの物があり、久高島の開闢の玉の壺にも、穀類とともにコバの種が入れ置かれたと伝わる。若芽を盛んに食えばコバは早く尽きるため、次第に食用をやめ、作土へ向かっていったものと考えられた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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与那国町の伝承
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