萬念寺に納められた髪の伸びるお菊人形
どんな伝承か
教会の聖母マリア像が涙を流した、十字架のキリスト像から血がしたたったといった話は数えきれないほどあるが、見方を変えれば、日本でいう髪の伸びる人形の話と同じ人形奇譚である。その髪が伸びた人形として名高いのが、通称「お菊人形」と呼ばれる市松人形で、北海道栗沢町の萬念寺に納められ、今も寺に残っているという。
原典より
髪が伸びた話として有名な市松人形、通称「お菊人形」は北海道栗沢町の萬念寺に奉納されて現存している。—— オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証)
『オカルト「超」入門』は、原田実が著したオカルトの入門書である。UFOと宇宙人、心霊と死後生存、超能力と超心理学、UMA、超古代文明とオーパーツ、フォーティアン現象、超科学、予言、陰謀論を取り上げ、個々の事件の経緯をたどりながら、それが生まれた時代や社会の背景を読み解く。序文と九章、終章から成り、序文では著者自身の体験を語り、オカルトを信奉でも否定でもなく検証して教養とする立場を示す。