介良事件の小型円盤
どんな伝承か
一九七二年八月、夏休みも終わりに近いころ、高知市介良で数人の中学生が、田んぼの上をふわふわと飛ぶハンドボールほどの光る物体を見た。物体はしばらくその界隈に出没し、九月中旬にとうとう布をかけて捕らえられた。大きめの灰皿を逆さにしたような形で、底に小さな穴が多数あり、逆さにして穴から水を注ぐとやかん二杯分が入り、虫の声のような音が聞こえたという。ナップザックに入れて運ぼうとしたが、後で開けると物体は消えていた。物証は残らなかったが証言はテレビで話題になり、小説家の遠藤周作も介良を訪れた。
原典より
その光る物体は、それからしばらくその界隈に出没していたが、9月の中旬、ついにその物体に布をかけて捕まえることに成功した。—— オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
オカルト「超」入門(原田実・原田実・オカルト検証)
『オカルト「超」入門』は、原田実が著したオカルトの入門書である。UFOと宇宙人、心霊と死後生存、超能力と超心理学、UMA、超古代文明とオーパーツ、フォーティアン現象、超科学、予言、陰謀論を取り上げ、個々の事件の経緯をたどりながら、それが生まれた時代や社会の背景を読み解く。序文と九章、終章から成り、序文では著者自身の体験を語り、オカルトを信奉でも否定でもなく検証して教養とする立場を示す。