仏崎
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どんな伝承か
西条市の東はずれ、新居浜市との境に仏崎という岩場の峠があり、海の深さは十五メートルほどあった。昭和十七年頃、そこを廻る船に美しい娘の声が「乗せて下さい」「寄って行きませんか」と真夜中に呼びかけ、それを聞いた船頭は高熱を出したという。仏崎は投身自殺の名所でもあり年に三人ほどが命を絶っていたが、昭和三十五年頃に埋め立てられると、今度は美女が深夜の自動車に手を挙げて「乗せてほしい」と頼むようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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西条市の伝承
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