長崎
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どんな伝承か
愛媛県南宇和郡御荘町の長崎地区の話。大正十四年頃、明治四十三年生まれの母が十二歳の時の出来事。ミシン会社に就職したい思いから、馬屋の二階の藁束を持ち出し、長崎の寄り合い船の船底に忍び込んで宇和島まで渡った。宇和島で藁を売却し、ミシン会社で座り込みをして雇用を勝ち取り、やがて洋裁師として働くようになったという、少女の大胆な逃亡譚。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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愛南町の伝承
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