無実の罪に霊験ある清水八幡宮
どんな伝承か
入間川の清水八幡宮に祀られているのは、木曽清水冠者義高公である。義高は十四歳のとき、入間川の八丁の渡しで、頼朝が差し向けた追手に討たれた。そのためであろうか、無実の罪に苦しむ人がこの社に参ると御利益があると言われ、今も願かけに訪れる人が絶えないという。語ったのは入間川三丁目に住む大正十三年生まれの人。
原典より
清水八幡宮の祭神は、木曽清水冠者義高公である。—— 狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
狭山市史 民俗編(狭山市(狭山市史編さん室/民俗調査担当))
『狭山市史 民俗編』は、狭山市の市史のうち民俗を扱う巻で、ここにはその「五 伝説・昔話・世間話」の部分が収められている。堀兼・入間・奥富・柏原・水富・入間川の各地区で古老の座談会と個別の聞き取りによって集めた話を、話者の地区・名・生年を添えて載せ、不老川や堀兼の井、影隠地蔵、キツネ、豪商綿貫家の話などを含む。伝説は水・動物・植物・地名・人物・塚・神仏・地蔵・妖怪変化など十項に分け、話ごとに[解説]を付す。