トップ > 愛知県の伝承 > 名古屋市

氏神の神体を隣村へ降らせた番人の子

所在地愛知県名古屋市中川区戸田
年代慶応三年十月六日ころ
登場番人の子
出典ええじゃないか始まる

どんな伝承か

「感興漫筆」には、慶応三年十月六日ころ、名古屋西郊の戸田村の氏神の神体を、隣の原田村へ降らせた者がいたという話が載る。神体の処置をめぐって両村で争いが起こり、結局もとに戻された。盗み出したのは番人の子で、そのまま出奔したという。御札降りの大流行のなかでは、こうした便乗組の動きがどこの町や村にもあったであろうと述べられている。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

ええじゃないか始まる(田村貞雄・1986年(昭和61年))

『ええじゃないか始まる』は、田村貞雄が一九八六年に著した幕末の民衆運動「ええじゃないか」の研究書である。慶応三年に三河から遠江・駿河へ広がった御札降りの発端を、牟呂村の「二夜三日正月」、御鍬百年祭、吉田宿の助郷騒動、秋葉信仰との関わりから、村方の文書や日記、市町村史の史料をもとに追う。はしがきに続く八章で発端から波及、仕掛人をめぐる諸説、祭の後の「代替わり」までを論じ、主な史料はその原文を別組で示す。

種別から探す

御札降り神体盗難村争い

名古屋市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『ええじゃないか始まる』の伝承