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ねずみが一番になった十二支の由来

所在地群馬県伊勢崎市上之宮
年代不明(昔話)
登場お釈迦様
出典伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説

どんな伝承か

お釈迦様が動物たちを集め、何月何日までに来いと言った。牛は自分は足が遅いからと早めに出発し、黙って毎日てくてくと歩いていった。ところが、とんちのきくねずみが、そっと牛の尻尾にぶら下がり、お釈迦様の庭へ着くと飛び降りて牛の前へ出て一番になった。そこでお釈迦様は、着いた順に一番はねずみ、二番は牛、三番は虎というように決めた。それで毎年の子、丑、寅という呼び名が決まったのだという。このなかに猫が入っていないのは、猫がその日をうっかり忘れていて、はっと思いついて一生懸命走っていったが、十三番目だったからだという。

原典より

そこで、お釈迦様は、着いた順に一番はねずみ、二番は牛、三番は虎、というように、決めたんだって。—— 伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説(伊勢崎市(編)・伊勢崎市史)

『伊勢崎市史 民俗編――俗信と伝説』は、伊勢崎市が編んだ市史民俗編のうち、俗信と伝説・昔話の節の抜粋である。オサキや水死体を知らせる鶏などの俗信と、赤城と日光の神戦、赤堀道玄の娘の入水、『神道集』の宮子の龍宮、義経や鎌倉権五郎にまつわる伝説を、『伊勢崎風土記』などの記録や土地の語りを引いて記す。伝説を赤城山・『神道集』・義経・権五郎・寺社・入定・城などの七類に分けて述べ、十二支由来などの昔話を続ける。

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