トップ > 長野県の伝承 > 佐久穂町

夢に関する俗信

所在地長野県南佐久郡佐久穂町
年代伝承(明治〜昭和)
登場里人
出典佐久町誌 民俗編――俗信

どんな伝承か

夢の吉凶をめぐる俗信。畑中・高野町では「一冨士、二鷹、三なすび、四葬礼に、五雪隠」という昔からの言い伝えがそのままよい夢とされ、大日向・下海瀬でも富士・鷹・茄子はよい夢とされた。大日向・平林・曽原・上区・畑中・川久保では蛇の夢はよい夢で、金が入る、近親が妊娠するともいう。悪い夢は、上区・四ツ谷・大日向で亡くなった近親が迎えに来る夢、生前と違う親の顔を見た夢、死んだ人の夢。下海瀬・曽原・大日向・畑中では歯の抜けた夢を悪いとした。高い所から落ちた夢や火事の夢も地域により悪いとされ、川久保ではよい夢は他人に話すな、悪い夢は話せといった。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌)

『佐久町誌 民俗編――俗信』は、十石峠から横岳に及ぶ佐久町の町誌のうち、町内の俗信を扱った民俗編の一部である。大日向・余地・高野町・上区・花岡など各地区で採集した天候や作柄、火事や死の予兆、夢と縁起、易者や戸隠神社の御籤による占い、厄病よけや雷よけのまじない、死や産にかかわる忌み、ものもらいの民間療法などを記す。予知(予兆)・占いと呪い・物忌み・民間療法の節に分け、項目ごとに地区の言い伝えを地区名とともに並べる。

種別から探す

佐久俗信民俗正夢

佐久穂町の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『佐久町誌 民俗編――俗信』の伝承