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捕らわれた鶴殺し一家の泣き声

所在地茨城県北相馬郡利根町大字押付新田
年代江戸時代
登場高野吉郎兵衛、牛助、当事者(母の法事の夜に一族が捕えられた)、語り手(押付新田)
出典利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説

どんな伝承か

鶴殺しの疑いで鈴木家の三家族十人が捕らえられたのは、牛助の母が亡くなって二十一日目の法事を営んだ夜のことであった。その日はちょうど羽根野の高野吉郎兵衛の家で建前が行われていたが、引き立てられていく人々の泣き声が、そこまでよく聞こえたと伝えられている。

原典より

鶴殺しの疑いがかけられ、鈴木家三家族一〇名の者が捕えられたのは、牛助の母が死んで二十一日の法事をした夜であった。—— 利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史)

『利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説』は、利根町が編んだ町史の一巻で、第一章を「民話と伝説」にあてる。町内を歩いて聞き集めた話と『北相馬郡志』などから引いた話を収め、大平権現や布川の地蔵の由来、バッソンの笑い話、大蛇・河童・むじなやキツネに化かされた話、押付新田の鶴殺し事件などを載せる。伝説と昔話に分けず文・布川・文間・東文間の地区ごとに節を立て、各話の題に伝承地を添え、話者名や方言の語釈を注記する。

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