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力比べのかつぎ石と力持ちの部落

所在地千葉県八千代市勝田
年代伝承(口承)
登場渡辺義隆、大野木弘、話者
出典勝田の民俗――千葉県八千代市勝田

どんな伝承か

勝田の部落には昔から二十貫と二十八貫の卵形をした大きな石があり、若者たちはこれを担いで神社の前と寺の前を行き来し、力比べをした。勝田の人は昔から力持ちが多いと言われ、二十年前に近くの部落が集まって消防訓練をしたときも、ほかの部落の人が土嚢を担いで歩いて運ぶなか、勝田の人は担いだまま駆け足で運んだという。力石で自然に鍛えられたためだろうと語られている。

原典より

20貫と28貫の卵形をした大きな石が、昔からこの部落にあり、若者が、それを担いで、神社の前と寺の前を往ったり来たりして力比べをした。—— 勝田の民俗――千葉県八千代市勝田(民俗調査報告 第8号・民俗調査報告) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

勝田の民俗――千葉県八千代市勝田(民俗調査報告 第8号・民俗調査報告)

『勝田の民俗――千葉県八千代市勝田』は、民俗調査報告の第8号として勝田の民俗を調べた報告書のうち、「VII 口承文芸」の部分である。昔話・伝説・世間話・なぞの四節に分け、狐女房と女化神社の由来が結びついた昔話、親が汲むと酒になる「子は清水」や佐倉惣五郎の伝説、狐やムジナに化かされた話、狐憑き、神隠し、カマイタチ、幽霊、力石などの世間話を、話者からの聞き書きで収める。多くの話に話者名と生年を添え、狐女房と「子は清水」には解説を付す。

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