鎮守の境内に祀る松本姓の稲荷
どんな伝承か
上高場や下高場をはじめ市域のムラでは、氏神を鎮守の境内に合わせて祀ってしまう例が多い。上高場の松本姓では、六十〜七十年前から鎮守である静神社の境内にある稲荷神社を祀っており、この場合は宿が祭りの中心となる。
原典より
上高場の松本姓では六〇〜七〇年以前から鎮守の静神社の境内に稲荷神社があって、これを祀っている。—— 勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神(勝田市(編)・勝田市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神(勝田市(編)・勝田市史)
『勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神』は、勝田市の市史の民俗編のうち、「信仰生活」の部の一部である。鎮守祭礼の移り変わりに続いて、屋敷神や同姓の家々で祀るウジガミと系図祭り、カマド神やエビス・大黒などの屋内の神々、病気や安産の祈願を集める小祠を、市域のムラでの調査と聞き取りによって記す。後半では流行神として上高場の六地蔵、腹切り佐七、塚信仰、東石川大島の無縁様を取り上げ、その由来と信仰の広がりをたどる。