カマドをたたくは親の頭をたたくこと
どんな伝承か
西中根には、カマドにまつわるいくつもの戒めが伝わる。日の悪い月にカマドを築いたり壊したりしてはならず、またいで越えてもいけないとされた。子どもがヘッツイを棒でたたいたりすると、親の頭をたたくのと同じことだと言われた。
原典より
ヘッツイを子どもが棒でたいたりすると、親の頭をたたくのと同じだといわれた。—— 勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神(勝田市(編)・勝田市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神(勝田市(編)・勝田市史)
『勝田市史 民俗編――小祠の信仰と流行神』は、勝田市の市史の民俗編のうち、「信仰生活」の部の一部である。鎮守祭礼の移り変わりに続いて、屋敷神や同姓の家々で祀るウジガミと系図祭り、カマド神やエビス・大黒などの屋内の神々、病気や安産の祈願を集める小祠を、市域のムラでの調査と聞き取りによって記す。後半では流行神として上高場の六地蔵、腹切り佐七、塚信仰、東石川大島の無縁様を取り上げ、その由来と信仰の広がりをたどる。