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ムジナの腹づつみ・化猫の話

所在地茨城県取手市
年代伝承
登場ムジナ、化猫
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

取手市域には、ムジナや猫の怪異も伝わる。戸頭では、夜廻りで竹山の端に来たとき自分の拍子木とは違うチョキチョキという音がし、形は見えないがムジナにやられたのだといった。夜学の帰りにも拍子木に似て少し違う音がして、音のする方へ回ると何もなかったという。小堀では、曳き船の帰りが遅い家人が汽笛の音を聞いて戸を開けても誰もおらず、ムジナのいたずらだといった。小文間では、昭和十三、四年ごろ残業の帰り、曲がった坂で自分より一回り大きい者がのっそり立っていたが、通り過ぎて振り返ると消えていた。桑原では、夜中に台地の突端で頭上の木から砂をかけられたという。

原典より

「オレ、音でごまかさった事あんだよ。—— 取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市が編んだ市史民俗編のうち、俗信の末尾と「伝説」の節を収めた部分である。市内各地区での聞き取り調査で集めた語りを話し言葉のまま書き起こし、一部は『取手町郷土史資料集』から抜粋して、将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐や化け猫、幽霊、タマセなどの話を収める。将門伝説を別格として先に置き、続いて市内各地の伝説、祟りのある田や山の話を並べる。

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