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田んぼが見つからぬ狐化かし

所在地茨城県取手市小文間
年代不明(語り手15・6歳頃)
登場語り手
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

十五、六の頃の話である。自分の家の田んぼへ行こうとしたのに、いくら探しても田んぼが分からず、何度もその周りをぐるぐる回った。そのうち座って考え、うちの田の中に足袋底のような形をした田があったはずだと思い出して辺りを探すと、ちょうどその田んぼの脇に自分が座っていた。不思議なこともあるものだと語られ、キツネに化かされた話として伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市が編んだ市史民俗編のうち、俗信の末尾と「伝説」の節を収めた部分である。市内各地区での聞き取り調査で集めた語りを話し言葉のまま書き起こし、一部は『取手町郷土史資料集』から抜粋して、将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐や化け猫、幽霊、タマセなどの話を収める。将門伝説を別格として先に置き、続いて市内各地の伝説、祟りのある田や山の話を並べる。

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