真似ぞこない(芋転がし)
どんな伝承か
むかし、栗山(山奥の意)の人たちが祝儀に呼ばれて行った。作法を知らないので、前の人のようにやれと言われて出かけた。まず酒が出されたので、前の人が飲むように飲んだ。次に芋が出てきて、一番先の人が芋を取ろうとしたら転がってしまった。それを見た者たちはこれも作法だと思い、順々に芋を転がした。最後の人は、おれはどこに転がせばいいんだいと聞いたという笑い話である。
原典より
むかし、むかし栗山(山奥の意)の人たちが御祝儀によばれていったんだと。—— 壬生町史 民俗編――伝説(壬生町(編)・壬生町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
壬生町史 民俗編――伝説(壬生町(編)・壬生町史・自治体史(民俗))
『壬生町史 民俗編』第2節所収の伝説。栃木県壬生町に伝わる樹木・塚・渕・神社・地蔵・地名の伝説を採録する。