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大人魂

所在地群馬県みどり市大間々町塩原
年代伝承
登場夜学帰りの人
出典大間々町の民俗――伝説・怪異

どんな伝承か

十一月の末ごろ、祖父が死ぬ前の日の夜十時ごろのことである。夜学からの帰り道で人魂を見た。高くもなく低くもない高さに、明るく光る玉が見えたという。相当の距離はあったと思う、と語られている。土地ではこれを大人魂、あるいはヒカリモンとも呼ぶ。同じ大間々町の桐原では、魂が遊びに出るのだといい、人魂は成年式までに見なければ一生見ないものだとも伝えられていた。

原典より

兄貴は大工で山の方に行っていて一人の時、人魂が出た。—— 大間々町の民俗――伝説・怪異(群馬県民俗調査報告書 第19集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

大間々町の民俗――伝説・怪異(群馬県民俗調査報告書 第19集・群馬県民俗調査報告書)

『大間々町の民俗――伝説・怪異』は、群馬県民俗調査報告書の第十九集『大間々町の民俗』のうち、口頭伝承の部である。大間々町の神梅・桐原・塩原・小平などで聞き取った、赤堀道玄の娘や伊勢ころがし、腰掛石、念仏石などの伝説、スズメとツバメや猿婿、蛙と猿の餅競争などの昔話、狐の嫁入り・むじな・河童・人魂・山犬・あずきとぎの怪異を収める。伝説・昔話・怪異・命名・諺と方言の五つに分け、冒頭に調査者の所見を置き、話ごとに採集地を添える。

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