宮崎田野村の糸取り車の怪音
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どんな伝承か
民家の二階の無人の場所で毎夜「キイキイキイ」と鳴る音がし妖怪の仕業と大評判に。村長が片隅に隠れて待つと、一匹のネズミが出て糸取り車に乗り、面白そうに車を回しはじめ、その音が怪音の正体だった。ネズミを追い糸車を階下に下ろすと音は止んだ。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪の民俗学――日本の見えない空間(宮田登・宮田登・民俗学・昭和(現代民俗学))
民俗学者・宮田登が、妖怪を『日本の見えない空間』の問題として論じた現代民俗学の名著。Ⅰ妖怪のとらえ方では、柳田国男『妖怪談義』の妖怪論(妖怪は出る場所が決まり、零落した神)と、幽霊(都市の人間関係から相手を追って出る)との区別、昭和五十四年に流行した口裂け女(受験社会で母に叱られる子供の心意の投影、『喰わず女房』の鬼女の再来)と産女、島根県松江の雲州皿屋敷のお菊、明治の井上円了の妖怪学と真怪・仮怪の分類を扱う。
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