滑津川に沈められた水戸浪人
どんな伝承か
幕末から明治の初めのころ、富野の柏原に二人の水戸浪人があらわれた。浪人は無銭飲食をしたばかりに刀をふりまわして暴れたが、村人たちに押えられ、引き廻されたうえ、あえなく滑津川の川尻に沈められたという。原典は、梁川がもう一度歴史を語るのは幕末から明治初期にかけてであるとし、五十沢の世直し一揆、堰本細谷の強盗の話と並べてこの事件を挙げる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
梁川町史12(民俗編2 口伝え)――伝説(梁川町(編)/遠藤庄治・梁川町史・自治体史(民俗))
『梁川町史12(民俗編2 口伝え)』所収の伝説(遠藤庄治)。福島県伊達市梁川町に伝わる伝説を、特に川と水の伝説を中心に考察・採録する。