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滑津川に沈められた水戸浪人

所在地福島県伊達市富野柏原
年代幕末〜明治初期
登場二人の水戸浪人
出典梁川町史12(民俗編2 口伝え)――伝説

どんな伝承か

幕末から明治の初めのころ、富野の柏原に二人の水戸浪人があらわれた。浪人は無銭飲食をしたばかりに刀をふりまわして暴れたが、村人たちに押えられ、引き廻されたうえ、あえなく滑津川の川尻に沈められたという。原典は、梁川がもう一度歴史を語るのは幕末から明治初期にかけてであるとし、五十沢の世直し一揆、堰本細谷の強盗の話と並べてこの事件を挙げる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

梁川町史12(民俗編2 口伝え)――伝説(遠藤庄治・梁川町史)

『梁川町史12(民俗編2 口伝え)――伝説』は、梁川町史の口伝え篇に収められた、遠藤庄治による梁川の伝説の解説である。信達平野と阿武隈川を背景に、だいとく坊の巨人伝説、雷神や龍蛇神の話、川から現れる地蔵や観音、弘法伝説、うなぎや大入道の妖怪譚などを、町内の伝説を地区名と番号で引きながら論じる。「聖なる水の伝説」「伝説の描く梁川」「伝説と昔話と生活」の三節からなり、終節で昔話との違いと口伝え篇の編み方を述べる。

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