白山の神の盗難(飛騨の婆さ)
どんな伝承か
白山頂上の神がエンプンタンゴ(ダイヤモンド)でできていると聞いた飛騨の婆さが盗み、ふいごで三日三晩吹いても解けず目が光りでつぶれた。尾添の人が気づき探すと神の首から上が大汝ヶ峰に落ちていたという、御神体盗難の伝説。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説(河内村(編)・河内村史)
『河内村史 下巻(民俗編)――白山麓の伝説』は、白山麓の河内村の村史の民俗編から、民話・伝説と故事を記した節を収めたものである。白山の千蛇ヶ池や富士山との背くらべ、高ボウケの大蛇、猿仏の名号、おひなの荒、天狗、菊酒、池の金山の伝説など、村と周辺に伝わる話を、白山関係の古文書や郡誌を引きながら記す。第三節「民話 伝説」、第四節「故事 伝説」、第五節「伝説」に分け、話ごとに題を立てて由来や現地のようすを添えている。