馬の落物を拾った小僧
どんな伝承か
長沖で語られた和尚と小僧の話。和尚が小僧を連れ、馬に乗って用足しに出かけた。途中で帽子か何かが飛んだのに小僧が拾わなかったので、和尚は「何でも拾え」と怒った。すると馬が糞をしたので、小僧はその糞を拾って和尚の帽子の中に入れて渡した。和尚が怒ると、小僧は「何でも拾えと言ったではないか」と答えたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)
『竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書のうち、北文間・川原代の両地区で聞いた伝説と世間話を収めた部分である。中沼の主のタニシや亀、ドウロクジンサマの大蛇、狐や狸に化かされた話、首切り田や底なし田、平将門の影武者、力持ちのジンシチなどを、明治・大正生まれの話者からの聞き書きで記す。話はムラごとに分け、話者の語りに準じて記して地区・性別・生年を添え、冒頭には話型名を付した昔話も含む。