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太鼓を破って歌で許された小僧

所在地岩手県一関市
年代不明
登場和尚、三人の小僧
出典佐々木喜善全集 1

どんな伝承か

寺の三人の小僧が、和尚の留守に広い本堂で神楽を始め、調子に乗って騒いだあげく大太鼓を打ち破ってしまった。叱られると泣きそうな顔をしているところへ和尚が帰り、破れた太鼓を見て叱ったが、泣いても直らぬから、三人で末尾にリンリンという文句をつけた歌を詠めば許すと言った。武士の子は小薙刀を、百姓の子は鍬を、魚屋の息子はカド鰯を詠み込んで歌を作り、三人とも許されたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐々木喜善全集 1(佐々木喜善・佐々木喜善全集・1986年(昭和61年))

『佐々木喜善全集 1』は、佐々木喜善の著作を遠野市立博物館が編集・発行し、昭和六十一年に刊行した全集の第一巻である。岩手県の遠野・江刺・紫波・岩手などで聞き集めたザシキワラシの話、昔話、伝説を、村の古老や知友からの聞き書きと手紙による報告をもとに収める。「奥州のザシキワラシの話」「江刺郡昔話」「紫波郡昔話」「東奥異聞」「老媼夜譚」「聴耳草紙」に小篇を加えて並べ、巻末に遠野市教育長の跋と奥付を置く。

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