神体が梅と伝わる配志和神社
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どんな伝承か
富士川游監修『迷信の研究』は、日本各地の民間信仰を並べたなかで植物崇拝を取り上げている。松、杉、榎、楠、銀杏などの老樹には精霊が宿るとされ、注連縄を張ってこれを祭る風があるという。その例として、陸中国一の関附近の配志和神社は、神体が梅であると言われていると記されている。同書は動物崇拝として、蛇を神とするみいさま、金属製の蛇を拝む金蛇神社、鳥を祭る白鳥さま、死んだ馬を祭る馬頭観音などを挙げており、植物崇拝もその並びで、自然物に霊を認める信仰の一つとして扱われている。
原典より
松、杉、榎、楠、銀杏などの老樹に、精霊ありとして、注連縄を張りてこれを祭る。—— 迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・昭和初期) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
迷信の研究(富士川游(監修)・富士川游・医学史/迷信研究・昭和初期)
医学者・富士川游が監修した『迷信の研究』。迷信を医学史・民俗学・心理学の立場から体系的に分類・解説した大著で、二百数十項目にわたる。總體では迷信の定義・歴史・階段・根本(原始的宇宙観)・暗示・妄想・科学との関係・心理(錯視現象)・光明面(フレーザー)を論じる。身體では人体十二宮・七曜・五行配当、厄歳とその俗説、相生相尅・男女相性・有卦、女が夫を殺すとされる丙午の迷信と天明・弘化のさとし書を扱う。
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一関市の伝承
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