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黒髪で織られた中将姫のまんだら

所在地山形県米沢市東寺町(欣浄院)
年代伝承
登場中将姫、藤原豊成、中将姫の父
出典米沢市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

奈良の当麻寺で中将姫が「黒髪」で織ったという「まんだら」が、東寺町の欣浄院にある。中将姫は東大寺大仏殿が作られた聖武天皇の時代に藤原豊成の娘として生まれ、その美貌と知性はまれに見るものであったが、母は病没し、父が新しい妻を迎えたことから仏門に帰依して当麻寺に入り、法如尼公と法名をもらった。そのとき剃髪して切った黒髪で作られたのが、この曼荼羅であるという。当麻寺に残された「蓮のまんだら」に対し、欣浄院の「黒髪まんだら」は双璧と伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

米沢市史 民俗編――伝説(米沢市(編)・米沢市史)

『米沢市史 民俗編――伝説』は、米沢市が編んだ市史の民俗編から、第八章「口承文芸」第三節「伝説」を収めたものである。狐・河童・蛇にまつわる話、上杉家の家臣や弘法大師・源義経にちなむ話、沢・池・岩の由来、地蔵や不動尊の霊験、温泉の開湯譚、長者屋敷など、米沢とその周辺に伝わる伝説を一話ずつ短くまとめて載せる。全体を「鳥獣・草木」「人霊」「山・川・湖沼」「地蔵・社寺」「温泉・町・村」の五項に分け、遠山と田沢の七不思議も列挙する。

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伝説黒髪当麻寺

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