伝教大師が笠を掛けた李山の笠松
どんな伝承か
南原には李山の笠松の話が伝わる。弘法大師の従弟にあたる伝教大師が李山に錦桃院を開いたが、その母が讃岐から訪ねてきて、ここで亡くなったと聞いた。伝教大師は李山に立ち寄って墓前にぬかずき、このとき笠をとって松の木に掛けた。それが「笠松」だという。別れぎわに繰り返し霊を振り返ったことから、その場所を「繰返し」と呼んでいる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
米沢市史 民俗編――伝説(米沢市(編)・米沢市史・自治体史(民俗))
『米沢市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説。山形県米沢市に伝わる鳥獣草木・山川湖沼・地蔵社寺の伝説を採録する。