武田信玄の旗たての松
どんな伝承か
今宿にある上国寺の裏手には、かつて武田信玄の旗たての松と呼ばれる松が立っていた。いまはその松も無く、なぜそう呼ばれたのかも分からなくなっている。上国寺には、信玄が小田原攻めの折に携えてきたという薬研も伝わり、大事にしまわれていたらしいが、それがどうなったかも今では分からないという。
原典より
今宿の上国寺の裏に、武田信玄の旗たての松があった。—— 茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
茅ケ崎市史 3 考古・民俗編(茅ケ崎市史)
『茅ケ崎市史 3 考古・民俗編』は、神奈川県茅ヶ崎市の市史の考古・民俗編のうち、第七章「伝説と俗信」第一節「伝説」の初めの部分である。今宿の旗たての松、のどの病に効くという芹沢のぎゃーぎばあさん、寒川神社の浜降祭の縁起、南湖のやせ地蔵、下寺尾の七堂伽藍と沈んだ鐘、小和田の涙橋などの伝説を収める。社寺堂縁起と地名のいわれの項に分け、明治生まれの話者の名と地区を添えた聞き書きに、『茅ヶ崎郷土史』などの文献からの引用を交える。