沼からあがった弁才天
どんな伝承か
毎夜沼に龍灯があがるのを不審に思った村人が沼を見ると弁天像が沈んでおり、引きあげて小祠に安置した。慶長10年には弁才天の夢告により寺が建立されたと伝える。
原典より
弁天町の厳島神社は弁才天を祀るが、その弁天様については、土地に残る天保四年(一八三三)正月に再刻されたという「篠葉宮沼弁財天来歴」に詳しい。—— 草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史)
『草加市史 民俗編――伝説』は、草加市が編んだ市史民俗編のうち、伝説の章である。柿木や青柳など市内各町の地名の由来、塚、毛長神社や弁才天などの神々、疣地蔵・火あぶり地蔵などの地蔵・薬師・観音、旅の僧、狐・むじな・狸・雷獣といった動物や妖怪の伝えを、『新編武蔵風土記稿』や縁起碑、土地の人からの聞き書きによって記す。地名起源から動物・妖怪まで九つの節に分け、聞き書きの話には町名と話者の頭文字・生年を添える。