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子路が寝ころんで解いた午と牛

所在地群馬県高崎市下滝町
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話

どんな伝承か

孔子が子路と顔回を連れて歩いていると、馬小屋から馬が首を出していた。それを見た孔子が牛がいると言うと、顔回はなるほどとうなずいたが、子路にはどうしても合点がいかない。家に戻ってからも、あれは馬なのにどうして牛なのかと、飯を食べては横になって考え込み、午の字を何べんも書いて眺めた。やがて、午の字の頭が少し上へ突き抜ければ牛の字になる、小屋から午が首を出していたから牛なのだと気がついたという。食べてすぐに寝ると牛になると言われるのは、この話がもとだと、話者は母親から聞かされたという。

原典より

それで食べちゃ寝てるというと牛になるって話は、ここから出たんだってね。—— 高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話(群馬県民俗調査報告書 第20集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話(群馬県民俗調査報告書 第20集・群馬県民俗調査報告書)

『高崎市東部地区の民俗――伝説・昔話』は、『群馬県民俗調査報告書』第二十集『高崎市東部地区の民俗』のうち、口頭伝承の章である。榛名湖に入って蛇となった木部姫、弘法大師の七つ井戸、慈眼寺近くの餓鬼坂、オサキ使いの家などの伝説と、うばすて山や和尚と小僧、火の玉や死の予兆の体験などを、話者の地区名を添えて収める。伝説・昔話・命名・諺の項に分け、村の姓やあだな、農事や天気にかかわる諺も採録している。

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