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一谷足りず本山を逃した沖ノ山

所在地鳥取県八頭郡智頭町(沖ノ山)
年代伝承(口承)
登場弘法大師、開山を志した僧
出典日本伝説大系 第11巻

どんな伝承か

弘法大師が沖ノ山の大きさを見て、ここに寺を開いて真言宗の大本山にしようと考え、谷の数が八百八十八あるかどうかを調べられた。ところが天鬼女が、三滝サンと夫婦になりたいのを大師に止められた腹いせに谷を一つ隠したため、八百八十七谷にしかならず、本山とはならなかった。大師は高野の山へ行かれたと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第11巻』は、山陰の鳥取・島根両県の伝説を集めた日本伝説大系の一巻である。矮姫による穀物の伝来、大山の山くらべ、伯耆の白兎、雲州皿屋敷、七尋女房、牛鬼、隠岐の後鳥羽上皇などを、伝承地を明記した口承の例話で示し、類話と近世以降の文献を添える。「文化叙事伝説」「自然説明伝説」の部に分けて話ごとに番号を付し、凡例のとおり例話・類話・文献・参考の順に並べ、多くの話に高木・柳田による伝説名を添える。

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