咳の神となった大谷の三兄弟の墓
どんな伝承か
愛媛県伊予郡砥部町の大南にある大谷に、昔、三人兄弟の侍がいた。三人は守・介・尉の官職を持つ勇将だったが、長宗我部に攻められて滅んだという。三人の墓は大谷の地にあって祀られており、咳の神様として信仰されている。大谷の入口にある長生寺の人々は、この神のおかげで疫病にかからないと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。